催眠のテクニックを恋愛に応用した実践マニュアル

男性の心の歯止めを一瞬で外す反動引きこみ法

些細なことで不安になり、また安心する、そんな不安と安心を交互に繰り返すのが恋愛というものの特徴と言えるのではないでしょうか。

 

女性に限ったことではありません。男性も心の底では女性に対して、時には不安になることがあります。

 

「彼女が自分を裏切るのではないだろうか?」「彼女の本心は?」「自分は利用されているだけなのでは?」などです。

 

このような不安が常にある男性は、女性から「愛されていない」といった気持ちが少しでも頭に浮かんでくると、恋愛一途の心理状態が、すぐに依存という形へ軌道修正することもあります。

 

恋愛崩壊の序章とも言えます。

 

方や女性は、「恋愛」にどちらかというと近づきやすく、安心願望があり「結婚」に形に向かう傾向があります。

 

ただ明らかなのは、昔に比べて女性の結婚願望が薄れているのは事実です。

 

恋愛というものは、ストレスを感じるものですが、昔よりも恋愛に対してストレスが強くなった可能性もあります。

 

いずれにしろ、「どちらが上か?」「どちらが得か?」「どちらがフるかフラれるか?」などという心の中の駆け引きは不安を招き、双方が心の動きを止めると恋愛の醍醐味を味わうことができません。

 

恋愛に不安は付いてまわります。

 

好きな男性ができました。男性にもっと愛されたい。

 

しかし、男性は自分に対して「本気なのだろうか?」「利用されているだけかもしれない?」。

 

そのような不安感があるので気持ちがストップした状態です。

 

そのような男性の潜在意識に「遊びではなく本気で好きです」とアピールすると、男性は歯止めが外れたかのように、急に好きになります。

 

それでは、催眠のテクニックを応用して、男性の心の動きを転換する方法を述べます。

 

催眠術師が被験者を催眠へ誘導するとき、誘導のテンポが落ちることがあります。

 

もちろん、どの原因はいろいろあるのですが、このような時は、「反動引き込み法」というテクニックが有効です。その方法は、催眠の初期の被験者に我慢をさせます。

 

たとえば、被験者にペンライトを凝視させて、力が抜ける暗示を数回与えると、少しずつまぶたが下がり催眠を開始します。

 

通常なら、そのまままぶたが閉じる暗示を与えていく、被験者の反応に合わせてリードします。

 

しかし、反動引き込み法は、その手順を無視して、「まだ催眠に入ってはいけません」と、意識的にブレーキをかけます。

 

被験者は、まぶたをピクピク動かします。

 

頭を傾けて催眠に入ろうとします。

 

それでも催眠に入らないように指示を継続します。

 

そして、限界が来たら、次のような暗示を与えます。

 

「大きく息を吸って……息を停止……その息を吐き出すと、あなたは深い催眠状態になります……さあ、吐いてください……あなたの全身から力が抜けます……そして心もカラッポになります……あなたは深い眠りに至ります……」

 

このような経過で催眠状態になります。

 

心は反動をつけることによって勢いがつくのです。

 

では、このテクニックを応用します。男性の心のブレーキを外してみましょう。

 

このテクニックは反動をつけるために状況をいかにつかむか、そのタイミングがキーポイントです。

 

たとえば、男性があなたとの約束を忘れたときなどはいいタイミングです。

 

男性は大事な女性との約束を忘れたのですから、「これは失敗!」と内心では自責の念です。

 

普通なら男性は弁解できません。男性もある程度は覚悟しています。

 

でも、男性を攻撃してはいけません。

 

ここで反動をつけて、次の一言はどうでしょうか。

 

「今日の愛の営みで頑張ったら許してあげる(笑)」この意表を突いた一言が効果的です。

 

男性はあなたが怒ると思って、体を硬直して、気持ちが落ち込んでいます。

 

そこへ予期せぬ甘い言葉を言われたら、心に弾みがつきます。

 

そして男性の心からブレーキが外れるというわけです。

 

ただ実際には、交際している男性に対し、冗談半分で言うにしても、「それは言いにくいです」という女性のほうがほとんどだと思います。

 

それに、この言葉は相手にプレッシャーを与えますから、ひとつ間違えると男性が引き下がることも考えられます。

 

中には「あなたは、えげつない女性ですね……」と軽蔑の目で見る男性がいるかもしれません。

 

そこで、男性が絶対に引き下がらない、そして軽蔑した目で見ない言葉に変えます。

 

男性が失敗をして、女性から叱責されるような様子のときは、「どうするかな?……。キスしてくれたら許してあげる(笑)」と言います。

 

このひと言で、男性は今よりもいっそうあなたに接近します。

 

もし、交際している相手にキスもおねだりできない人は、「男性はキスもしたくない相手と交際しない」ということを覚えておくべきです。

 

もし、「キスは男性から女性にするもので、女性はしてあげるほう」と考えていたとしたら、女性の心の中によくある“可愛い女”という概念を再考すべきです。