催眠のテクニックを恋愛に応用した実践マニュアル

人は相手の中の自分に恋をするイメージ・ボックスの原理

「あの人は自分のことをオシャレで真面目で優しい女性だと思っている」「あの人は自分のことを頭脳明晰で仕事が並以上にできるキャリアウーマンだと思っている」このように、2人の間には、相手の本心を確かめることはできないけれども、「相手は自分をこう思っている」と自分勝手に思い込む性癖が誰にでもあります。

 

この相手の脳内に自分のイメージを勝手に入れている部分を箱にたとえてイメージ・ボックスと言います。

 

「人間は人間関係構築のために、必ず相手の脳内にイメージ・ボックスを設置」します。

 

また、イメージ・ボックスには、「相手の脳内に肯定的な自分を発見すると、その自分を育てたくなる」といった特徴があります。

 

自分が2番目に好きな帽子をかぶっているときに、男性から「今かぶっている帽子似合いますね〜」と褒められたら、自分はその男性から1番好きな帽子をかぶっているところを見られたくなる。

 

これがイメージ・ボックスというものの働きです。

 

「人間は相手の脳内にいる自分のイメージに価値を持つ」のです。

 

キャバクラでいつもトップの女性がいます。

 

彼女に注目した男性は、彼女をいつまでも忘れないと言います。

 

男性は誰でも、「彼女は自分に好奇心がある」と思ってしまうようです。

 

彼女は意識か無意識かは別として、表情で相手の男性から気持ちを惹きつけようとしています。

 

これこそまさにイメージ・ボックスの活用です。

 

しかし、「表情だけで相手の気持ちを惹きつけることは、不可能である」との考え方もあります。

 

そこで相手の男性の眼を2秒間凝視します。

 

イメージ・ボックスの性質と、眼球凝視法を併用すると、初対面の男性でも、おどろくほどの効き目があります。

 

また合コンの場面で説明します。

 

女性が相手の男性に「好きです」と言うのは、簡単なことですが、相手はイエスかノーかいずれかを選択しなければなりません。

 

出会ってすぐそんなことは無理な話しで、相手は判断に困ります。

 

相手が男性に限らず、「人間は限界が近づくと衝動的に逃避する」ことを考えます。

 

初対面ですぐ真情を吐露するのは、あまり上手な交際方法とは言えません。

 

自分からの直接表現ではなく、相手の気持に働きかけて、潜在意識に影響を与えることが催眠アプローチというものです。

 

「相手の目を2秒間凝視するという行為は、相手の気持ちを変えさせるほかに、『自分を好意的に見ているのではないか?』と思わせる効果もあります」。

 

別に男性は女性に対して、特別な好意があるわけではありませんし、何かを要求もしていません。

 

また、男性は女性から「好きです」と言われて始めて好意を持ったわけでもありません。

 

女性はたったの2秒間、男性の目を見ただけです。

 

「自分に好意を持っているのではないだろうか?」という男性自身の脳内での思いですが、自分から好きになったのと同等の力があるのです。

 

男性の潜在意識は女性に集中し、他の女性からの意識は徐々に希薄になります。

 

「男性の脳内を女性が一番多く独占した時点で女性の勝利」となります。

 

帰り際には、男性が女性に近づきの言葉をかけてくるのは、ほぼ間違いありません。