催眠のテクニックを恋愛に応用した実践マニュアル

男性に人気のある女性は会話の幅が広く内容が深い

催眠療法士という職業は、周囲から見ると、室内でクライアントと会話だけをしているだけで、気楽な職業のように思われているようです。

 

しかし、実際にはかなりの気苦労があります。

 

たとえば、心の病気に付きまとうので多いのは不安神経症です。

 

不安神経症の人にとっては、あらゆる情報が不安材料です。

 

意識が不安に集中しているので何を言われても不安です。

 

精神科の医師から、うつ状態のときはクスリを飲むように言われたとします。「私はやはりうつ病だ」と深刻に考えたり、極端なときは、医師が「必ず治ります」と言うと、「治ると言うのは、治らない可能性のある病気だからだ」といったように、医師の言葉を素直に受け取らず不安に不安に結びつけます。

 

カウンセラーから見ると、会話の幅が限られているとしか言いようがありません。

 

ひと言ひと言、細心の注意をして応答しなければなりません。

 

催眠療法は、一通りのことを覚えたからといって、誰でもすぐできるものではありません。

 

クライアントを催眠状態にして、本人の望む暗示状態で完了といった簡単な作業ではありません。

 

催眠術師はクライアントの状態を見て、どのような言葉を使うか、不安と決別し試行錯誤をしながら完全治癒を目指します。その作業で精神も肉体も疲労します。疲労の原因は、いうまでもなく会話の幅が限られているからです。

 

もし、これが恋愛だとしたら……。

 

「会話の幅が限られるほど、相手はストレス状態」になります。

 

会うたびに疲労では、誰だって会うことが嫌になります。

 

一事例です。褒められていないと満足しない女性がいました。

 

容姿は上々ですが、男性にはあまり人気がありません。

 

それどころか、女性からも人気がないので悩んでいました。

 

自身の弁では、「私は人見知りする人間です……」ですが、的外れです。この女性の意見と見解が異なると、むきになって反論してきます。

 

周囲から、「その癖を直しましょう」と注意されると、威圧的に反論されます。

 

「触ってはいけない部分」が多すぎます。

 

この女性に対しては、褒めること以外のことはできません。

 

一旦不快な気分にさせると、冷静さを失って、攻撃的態度に変わります。

 

この女性との対談後は、嫌な気分になり、できれば「二度と会いたくない」心境でした。周囲の人が彼女から遠ざかるのは当然です。

 

では次に、正反対のタイプを紹介します。

 

男性に人気のある女性は、男性のあらゆる話題に対して、話の応対が上手です。

 

話題が豊富な女性は、男性は気楽に接することができますし、心が癒されます。

 

女性の中には、下ネタ話を話題にしたら、「下品な女性だと思われる」とか「尻の軽い女だと思われる」などと心配する人がいます。

 

しかし、そのようなことでさぐりを入れるほど、男性には余裕がありません。

 

そんな下心より先に、自分の話を笑ってくれたことに喜びを感じます。

 

男性は好感度を得るために一生懸命です。

 

それも女性の笑顔を見るたびにです。

 

下ネタ話を軽蔑の眼差しで見る女性と、同じ話を聞き流してくれる女性なら、間違いなく後者の女性のほうに人気があります。

 

軽蔑した目で見る女性を「清楚な感じがするな……」と思う男性は少数派と思われます。

 

清楚な女性を好む男性は、最初から下ネタなど言いません。

 

受容能力を広く持つべきです。

 

ルックスの良さは、男性から感度は良好です。

 

しかし、ルックスの良さを売り物にしている女性は、良い恋愛は期待できません。

 

会話の幅が限られるということは、相手にとっては相手に少なからずストレスを与えます。

 

そして、このストレスは、女性を実際のルックスより女性の品性を下げて見せてしまいます。

 

心理学に、「キツネとブドウ」というお話があるのをご存知でしょうか。

 

キツネが木の上に美味しそうなブドウを見つけました。

 

ブドウが高い所にあるので、キツネが摂るのは無理です。

 

あきらめざるをえないキツネは「あのブドウは美味しくない」と決めつけ、その場から立ち去りました。

 

このことは、ストレスに対する自己防衛本能の一種で、「合理化」という現象です。

 

「人間は物事の事実を脳に伝達するのではなく、自分が一旦信じ込んでから脳に伝達」します。

 

どんなにルックスの良い女性でも、周囲にストレスを与える交際術では、実際の人間としての魅力よりも、はるかに品のない人物と見られます。