催眠のテクニックを恋愛に応用した実践マニュアル

右を上げれば左が下がる

常時他人の悪口ばかり言う人は、男性女性、どちらからも印象が良くありません。

 

逆に、あちこち褒める人も問題です。

 

これは、交際術の下手な人によくある現象ですが、周囲に気を使って円満第一で、物事を穏便に済ませようとします。

 

いわゆる八方美人です。

 

自分では、相手を高く評価しているので、最高の交際術だと思っているかもしれませんが、程度を超えると、嫌味に受け取られ、相手の機嫌を損ねます。

 

こういうタイプの人は、恋愛でも、「こんなに真剣なのに、どうして自分の恋愛は破綻の連続なのだろう?」と悩みます。

 

また、相手を高く評価する問題については、心理学の世界に「右をあげると左が下がる」という道理に一致した教えがあります。

 

これは、一方を高く評価すると、他の一方は低く評価されたような気分になるという考えです。

 

一事例として、男女2対2の合コンでの会話です。

 

男性の一人が、友だちに「キミ、スタイルが最高!」と褒めたとします。

 

もう一人の男性は不愉快になるはずです。

 

友だちに「スタイルいいね!」と言うことは、もう一人の男性は「スタイルよくないね!」と言われたのと同じです。

 

友だちから「目が大きくて美人ね!」との一言は、自分自身は「目が小さいね!」といわれたのと同様です。

 

簡単に表現すると、「右を上げれば左が下がる」、一方を上げれば片方は下がるのです。

 

かくのごとく、文章表現上では、人の心に傷をつけていますが、当事者は気がついていないことがあります。

 

そして、この状況は。

 

その場の人物だけが対象ではありません。

 

どんな遠隔地にいても、いかなる階層の人物が相手でも、その人物を褒めると、目の前の人物は不快な気持ちになります。

 

一事例として、証券会社に勤務中の男性に、有名な株アナリストのことを「あの人物の情報は正確度が高い」と言ったとしたら、男性は「その情報は信頼できない」と言われたと同様です。

 

もし、男性の仕事がネット・ビジネスであるとします。

 

有名なネット・ビジネス専門家のことを「あおの人物の方法論は評価できる」と言ったとしたら、男性は「あなたの方法論は評価できない」と言われているのと同様です。

 

その知名度の差が、月とスッポンであろうとも、同じ状況にいると、男性自身が想像している以上に男性は不愉快になります。

 

愛する女性に自分以外の男性を高く評価されて、気持ちが良くなる男性はいません。