催眠のテクニックを恋愛に応用した実践マニュアル

「なぜかキミとは気が合う」と思わせるページング

相手とのコミュニケーションを深めるために、無意識へ同調することが非常に有効です。

 

もうひとつ同じような方法を説明いたします。

 

日常会話や対人関係などで「息がピッタリ合う」という表現がよく使われます。

 

次の例は、まさにその表現通りです。

 

具体的には、「相手と同じペースで自分も呼吸するだけ」です。

 

非常に簡単なことですが、絶大なる効果を期待できます。

 

『呼吸ページング』と言います。

 

催眠の場面でも使い方によっては、相手の思考状態を変化させることができます。

 

ただ、呼吸は無意識的にも意識的にもできるものですが、無意識の方を相手にします。

 

例のように呼吸を合わせていることを相手に知られないようにしなければなりません。

 

さらに、もうひとつ注意すべきことがあります。

 

それは、催眠を覚えたばかりの者にありがちな失敗で、「呼吸を合わせることだけに注意が集中して、心と心の繋がりに注意が行き届かなくなり、目的が本末転倒してしまう」ことです。

 

呼吸ページングは、相手の心と自分の心を共通化することであり、心が繋がっているときは、ページングは不要です。

 

簡単に言うと、「相手と会話が順調なときは、呼吸ページングの意味は少ない」ということになります。

 

合コンのときも同様で、会話がお互いに順調に推移している時は、呼吸を合わせる必要はありません。

 

すでにコミュニケーションは万全の状態です。だから気分のいい時は、その場の雰囲気を楽しむべきです。

 

そして、彼が他人と話を始めたときが呼吸ページングの始めるいいチャンスです。

 

彼の身体の状態を見て、呼吸のリズムをキャッチします。

 

そして、そのリズムに合わせて自分も呼吸をします。

 

すると、相手はあなたに対して、「この人とは気持ちが共通するものがある」という気持ちになります。

 

言うまでも無く、呼吸するということは、人間が生命を維持するための重要な行為のひとつです。

 

15分の停止で死に至ります。

 

そのような生命レベルの無意識が同調するのですから、効果が非常に大きいのは言うまでもありません。

 

合コンなど短時間の出会いの場で、気持ちが共通化するかしないかは非常に重要なことです。

 

周囲のライバルの中から一段上に立ちたいときには、非常に有効なテクニックと言えます。