催眠のテクニックを恋愛に応用した実践マニュアル

あなたへの思いがどんどん膨らむインタラプト・ビリーフ

もし仮に合コンで気に入った男性との出会いに成功したら、後日その男性から電話か手紙かメールが欲しくなります。

 

社交辞令で住所・電話番号・メールを交換しても連絡がなければ意気消沈となります。

 

そこで導入すべきは、催眠のテクニックです。

 

いやでも連絡するように男性をマインドコントロールします。

 

ある天才催眠療法士M氏の娘さんは、学校でボーイフレンドを呼び出し、「今週の土曜日どうですか……」と伝えて帰宅しました。

 

そして、帰宅後娘さんは、家族に「今週の土曜日までにボーイフレンドから電話がある」と言ったそうです。

 

結果は言うまでもなく、ボーイフレンドから電話がきました。

 

ボーイフレンドは、話を中断されましたが、土曜日というキーワードが暗示となり、待つことができなくなり電話をしたというわけです。

 

しかし、利益はまだあります。

 

中断法(インタラプト)は、使い方次第です。

 

「気になる相手→気がある相手→会いたい相手」というふうに進展させることができます。

 

その説明の前に、暗示テクニックをもうひとつ。

 

朝の通勤の場面を想定してください。

 

会社への通勤途上、道路を挟んで同僚に会いました。

 

同僚は話かけました。

 

最初の「お」は口の動きから了解できましたが、続きは通過した車のために、一瞬、同僚を見ることができず、声を聞くこともできませんでした。

 

それでも同僚に「おはようございます」を発声します。

 

このように、人間には「不足情報を自分の思い込み(ビリーフ)で補う性質」があります。

 

不足情報を自分で勝手に付加するのは、人間の本能からくる能力かもしれませんが、このテクニックを先ほどのテクニック(中断法)と組み合わせると意外な力を発揮することがあります。

 

たとえば、合コンの終了前に、目的の男性に対して「自分は、舌を使ってさくらんぼの枝を結ぶことができます。

 

それで……あっ、やはりいいです」と言って話を中断します。男性は、その言葉がいつまでも印象に残ります。

 

時間が経過すると妄想は拡がるばかりで、男性が頭から離れません。

 

ちなみに、心理学上の統計ですが、「特定の人物を長期間思考の対象にしていると、その人物対する好感度が上がる」そうです。

 

さて、ここで重要点が2つあります。

 

それは、「自分の特技と少しだけ性的な話を結びつける」のです。

 

重要点の第一は、自分か少数の人にしかできないことを素材に用います。

 

そうすることにより周囲からの印象が強いものになります。

 

重要点の第二は、性的なイメージに関しては、エッチな話か普通の話か判断に迷うような、微妙な話をするのがうまい方法です。

 

カウンセラーがカウンセリングをするときは、相手に理解してほしいことは、できるだけ口頭で表現しません。

 

カウンセラーが口頭で表現すると、相手の意識の部分に働きかけてしまい、無意識の部分には影響を与えません。

 

しかし、相手の脳裏にひらめいたものは、そのまま強力な暗示となって無意識へ働きかけます。

 

明確に口頭で表現したことは、暗示とは言えません。

 

重要なことを口頭表現しないから暗示として働くのです。

 

また、この暗示の後に話が横道にそれないように、できるだけ帰り際を狙います。